皆様こんにちは。

プレーリー探偵事務所、代表の平原です。

 

年が明けてからというものの、怒涛の調査日和が続いておりました。

普段の案件量であれば、ある程度のローテーションを組んで調査員を出します。

が、ここ2ヶ月はほぼ全調査員フル稼動状態でした。

 

しかし、調査員ら現場の悲鳴以上に、苦しみ悩み悲しんでいるご依頼者様が居ます。

泣き言など言っている場合ではありません。

 

尾行のお話

尾行と言葉で表すのは単純ですが、その中身、本当に大変な技術です。

徒歩、車、バイク、電車、バス、タクシー、飛行機、船…。

人間は様々な場所で、多種多様な手段で移動します。

そして何より気をつけなければならないのが、状況の変化です。

具体的に言うと「徒歩から電車」「徒歩からタクシー」といった変化の際、我々探偵は尾行中最も神経を尖らせます。

 

「単についていくだけじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。

例えば調査対象者が車でデパート駐車場に入ったとしましょう。

当然、対象者は車を停め、降車して徒歩で移動するでしょう。

 

この時、必ずしもその近くに駐車スペースが空いているとは限りません。

むしろ空いていない事の方が多いのです。

こんな時に「どうしよう?」と右往左往しようものなら、あっという間に対象者は徒歩で移動してしまい、見失ってしまいます。

 

調査車両を運転する調査員はまず

対象者はどこに駐車しそうなのか?

そこからの店内入り口は?

そこまでのルート上で死角になって隠れやすい位置は?

といった要素を瞬時に判断し、適切な位置で車を停止させます。

そして、助手席や後部座席に乗っているパートナーが先に降り、車から降りた対象者を追跡、といった流れが定石です。

 

しかし残念ながら、この様な定石は必ずしも常に通用するとも限らないのです。

車から降りたと思ったら、隣に既に停めてあった車に乗って発進!

デパートに入ったと思ったら、そのまま出口まで行き、そこからタクシーに乗車!

などと、通常の想定以上の行動を取られる事が多々あるのです。

 

この様な場合にも、常に冷静で最適な動き方を考え、パートナーと連携して追跡できなければなりません。

そして、何より忘れてはならないのが、この様に動きながらの「証拠映像の撮影」です。

 

世の中には十人十色の動き方があり、その時々でこれらに合わせなければなりません。

ついていくと言っても、なかなかに奥深く技術を要するのが「尾行」なのです。