ページ上へ

浮気&離婚の主な原因とは

浮気は文化」なんて言っている芸能人もいましたね。
浮気に走ってしまう人の心理や理由、原因等についてまとめましたので、ご自身やパートナーが当てはまっていないか是非チェックしてみてください。

よくある浮気の原因

浮気男性を殴る女性

人は間違いを起こす生き物です。
「自分は浮気なんて絶対にしない!」と心では思っていても、精神状態やシチュエーションによってはついつい流されてしまうこともあります。
よくある浮気原因・要因についてご紹介いたしますので、自身やパートナーに当てはまっていないか、確認してみましょう。

ストレスの解消

ストレス社会と言われる現代に於いて、人とのコミュニケーションや飲食は日々のストレスを解消する手段の一つです。
異性に食事に誘われて、そのまま浮気・不倫に発展してしまう…というのはよくある浮気原因と言えるでしょう。
もちろん、ストレスを溜め込むのは良くありませんので、ある程度許容することも重要ですが、上手く自身(又はパートナー)をコントロールする必要があります。
また、異性との交流以外のストレス発散方法を模索することも重要です。

性欲の発散

性欲は人間にとって避けては通れない欲の一つです。
特に男性は「自分の種を残す」という本能が強く、多くの異性と交わろうとします。

“身体だけの関係であり、心はパートナーの下にある”
聞こえは良いかもしれませんが、これは立派な不貞行為であり、パートナーに対する裏切りであることは間違いありません。
しかし、夫婦関係が長くなるとセックスレスや性の不一致などの問題が生じるのも一つの事実です。
浮気や不倫に発展する前に、双方でしっかりと話し合うことが大切です。

雰囲気に流れされて

「自分のピンチを救ってくれた」「初恋の相手と同窓会で再開した」など、特定のシチュエーションが浮気を助長させることがあります。

浮気をしてしまう方の多くは、浮気という行為に対する“免罪符”を求めています。
特定の人物又は特定のシーンだから仕方ない、と背中を後押ししてしまうのです。
事実、不倫相手の多くは同じ職場の仲間であったり、元恋人(若しくは以前片思いしていた相手)であったりするケースが多くなっています。

本気で好きになってしまった

浮気は文字通り“浮ついた心”を指す言葉であり、お互いに「遊び感覚」「出来心」で行われるケースが多いと言えます。

しかし、当然ですが時と場合によっては本気の恋に発展してしまうことだってあります。
ネットでは「ラリ期」だなんて呼ぶこともあるそうですが、こうなると周りが見えなくなってしまい、冷静な判断ができません。

最悪の場合、いきなり家族を置いて失踪してしまうということもあり、修復は困難を極めるでしょう。
離れてしまったパートナーの心を取り戻すのは容易ではありませんが、傷が広がる前に素早く対処する(目を覚まさせる)のが重要です。

離婚裁判申し立ての主な動機

裁判長と離婚裁判申し立て動機ランキングの文字

次は「離婚」という視点から原因を探っていきましょう。

浮気と離婚は全く異なるものですが、離婚も浮気と同様に相手の心が離れてしまったことが要因となって引き起こされます。
離婚原因は夫婦によって異なるものの、離婚裁判になった場合は「提起した理由」が訴状に記載されますので、司法統計によって客観的事実を確認することが可能です。

具体的な離婚理由(申し立ての動機)は以下が挙げられます。
(下記表は2018年度司法統計資料を基に作成)

性格が合わない 10,438件(60.9%) 性格が合わない 18,268件(39.1%)
その他 3,525件(20.6%) 経済的DV 13,725件(29.4%)
精神的DV 3,370件(19.7%) 精神的DV 11,801件(25.2%)
異性関係 2,373件(13.8%) 家庭内暴力 9,745件(20.8%)
性的不調和 2,141件(12.5%) 異性関係 7,378件(15.8%)
浪費 2,030件(11.8%) その他 5,189件(11.1%)
同居に応じない 1,597件(9.3%) 浪費 4,686件(10.0%)
家庭内暴力 1,502件(8.8%) 家庭を省みない 3,600件(7.7%)
親族関係 2,294件(6.8%) 性的不調和 3,293件(7.0%)
家庭を省みない 887件(5.2%) 親族関係い 3,171件(6.8%)
経済的DV 744件(4.3%) 過度な飲酒 2,752件(5.9%)
病気 643件(3.8%) 同居に応じない 862件(1.8%)
過度な飲酒 384件(2.2%) 病気 845件(1.8%)
不詳 637件(3.7%) 不詳 2,810件(6.0%)
(総数) 17,146件 (総数) 46,756件

なお、こちらは“裁判になった場合”の統計ですので、示談成立(円満離婚)によって生じた離婚原因は含まれません。
そのため、異性関係が原因となるケースは夫側・妻側共に意外にも低い結果となりましたが、裁判外での交渉を含めるとさらに上位になるものと推察できます。

「性格が合わない」という理由に関しては努力のみではどうしようもない部分かと存じますが、2位以下に関しては改善によって見直される可能性が十分に残されています。
夫婦関係が長くなると、互いに尊重し合えなくなってしまうこともあるかもしれません。

しかし、相手に改善を求めるだけではなく、まずは自身の立ち振る舞いについてしっかりと見直すことも重要ではないでしょうか。

離婚申し立ては、女性からの提起が圧倒的に多くなっているのですね。
肉体的・経済的・精神的なDVがこんなにも多いのかと、大変暗い気持ちになりました。
しかし、一方で男性側がこれらの被害を受けているケースもあり、ケースバイケースと言えますね。
お互いの嫌なところ・不満なところはしっかりと話し合って解決する、暴力に悩んでいる方は然るべき機関に相談する等、早めの対策心掛けてください。