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盗聴器・GPSの調査

一昔前は高額であった盗聴器やGPSですが、今では安価かつ誰でも簡単に手に入れることが出来てしまいます。
脅すわけではありませんが、貴方の家にも仕掛けられていても全くおかしな話ではありません。
どのような方からの依頼が多いのか・盗聴器やGPSを探す方法等についてご紹介したいと思います。

女性からの依頼が9割以上

ストーカー被害に遭う女性

ストーカー」という言葉が生まれて既に数十年が経過しました。
以前は軽視されがちであった“ストーカー行為”ですが、近年では家族までをも巻き込んだ殺人事件・傷害事件にまで発展するケースが後を絶たず、現在では重大な犯罪行為としての認識が強まっています。

付きまとい嫌がらせ暴力窃盗などが代表的ですが、近年ではさらに巧妙化し、盗撮盗聴・GPSを利用したストーカー行為も増加しております。
こういった被害に遭われる方のほとんどが女性であり、ストーカーが逮捕された後も、加害者の陰に怯えて生活する方が多くいらっしゃるのが現実です。

ストーカー行為は絶対に許さない

「そちらから誘ったのではないか」「有名人だから仕方ない」「散々貢がせた」など、被害者に対する誹謗中傷をよく目にしますが、背景に何があったのか・被害者の行動や言動など全く関係ありません。

ストーカー行為は犯罪

それが事実です。
そして、誹謗中傷を行う第三者も、ストーカー行為を行った犯罪者と同罪です。
誰かが傷つき、苦しんでいるのを見て喜ぶ最低な人間であると言わざるを得ません。
興信所の中には、ネットの誹謗中傷対策(逆SEO対策や弁護士の紹介など)を兼業する業者もありますので、このような卑劣な行為に屈せず是非利用してみてください。

どのように調べる?

プロの探偵事務所による調査ノウハウ

盗聴器や盗撮用カメラ・GPSは特殊な電波を発しておりますので、同電波を拾う特殊な機器を使用することで違法な機械が設置されていないかを調べることが可能です。
例えば、空港に設置されている金属探知機がイメージしやすいかもしれません。
金属探知機は文字通り「金属」という特定の物質に対して反応しますが、探査機は「電波」拾う機器である点に違いがあります。

仕掛けられている場所の例
盗聴器が仕掛けられやすいコンセント部分

最も盗聴器が仕掛けられている可能性が高い場所が「コンセント」です。
盗聴器がすっぽりと入るほどの空間(内部構造)を有しており、さらに電源をそのまま確保することが可能となっています。

また、空気清浄機サーキュレーターといったように、やや大きめで常に稼働している(電源が確保出来ている)家電製品も要注意です。
逆に、ドラマや漫画等でよく見る「ぬいぐるみ」に関しては、電源が確保できないため意外にも仕掛けられているケースは少ないと言えます。
盗撮に関しては、自身が肌を露出する可能性が高いトイレや風呂場に仕掛けられているケースが多いため、場所にフォーカスを当てて重点的に調べると良いでしょう。

自分でも調査可能?

興信所に盗聴器調査をお願いする男性

盗聴器や発信機は、前述した通り専用機器を用いて調べます。
そのため、同機器があれば誰でも簡単に調べることが可能です。
レンタルをしている探偵事務所もありますが、現在ではAmazonでも簡単に買うことができますので、まずはご自身で調べてみると良いでしょう。

「人から何かもらった」「郵送物が届いた」といった場合には、適宜確認する、定期的に家全体を調べる等の対策を行えば、リスクを極力まで抑えることができます。
しかしながら、GPSや盗聴器等の機器は日々進化を重ねており、市販の調査グッズに反応しない製品も増えてきているそうです。
確実な調査を望むのであれば興信所に調査を依頼してしまった方が良いでしょう。

ストーカーは何をしてくるのか全く予想できません。
何かあってからでは遅いので、少しでもおかしいと感じたらすぐにセルフ調査を行う・探偵事務所に相談する等の策を講じるようにしてください。