素行調査とは
素行調査とは、文字通り対象者の日常生活・友好関係を包括的に調べるサービスです。
浮気調査とは違いゴールがありませんので、原則として「成果」という概念がありません。
当ページでは素行調査がどのようなサービスなのか、調査の目的・内容・方法等について触れていきたいと思います。
調査の目的
「なんとなく行動が怪しい。浮気をしているかも？」
「共同出資を持ちかけられたがイマイチ信用できない」
といったように、素行調査の目的は依頼者によって異なります。
なお、素行調査はあくまでも“どのような日常を送っているか”の調査ですので、依頼者が求める答えが必ずしも得られるとは限りません。
例えば、素行調査中に“浮気が疑われる行動”があった場合は浮気調査に切り替える等で対応する必要がありますし、素行に問題があればさらなる調査が必要です。
- 相談の具体例
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夫の帰りが最近遅いので調査して欲しい
婚約者がどのような仕事をしているのか知りたい
役員がライバル企業と接触していないか調べて欲しい
支店長が不正（横領）をしている可能性がある
自分の子がもしかしたらDV被害を受けているかも
SNSで知り合った人の素性が知りたい
このように、原因は特定できないが調べてほしい、といったようなアバウトな調査を依頼したい場合に素行調査はマッチします。
なお、結婚前の調査については「婚前調査」と呼び、素行調査とは若干性質が異なりますのでご注意ください。
調査の基本
対象者を「ひたすら尾行する」のが、当調査の基本となります。
いつどこで誰と会っていたか・会っていた人物の特定・会った目的等について調べ、必要に応じて写真撮影・録音等も行います。
あくまでも行動を調査することが目的ですので、この段階では深くまでは踏み込みません。
素行調査の結果を鑑み、希望があれば追加調査を行うという流れが一般的です。
調査できないもの
よくご相談をいただくのですが、前科や非行歴については調査することができません。
というよりも、調査してもそれを証明する手段が無いと言った方が正しいです。
対象者の出身地についてはある程度調査することが可能ですが、戸籍謄本は本人やその法定相続人又はこれらに取得を委任された者しか取得できませんので、対象者と依頼者が夫婦や親子であること・取得に協力すること等が前提となります。
素人でも調査できる？
素行調査は、そのほとんどが「尾行」ですので内容自体は非常にシンプルです。
しかしながら、全ての行動を依頼者に伝えなければなりませんので、調査人は一時たりとも対象者から目を離すことはできません。
それに加え、対象者にバレない（周囲に怪しまれない）よう長時間尾行しなければならず、熟練のスタッフでも骨身を削る作業です。
したがって、シンプルではあるものの、非常に奥が深い調査方法とも言えます。
セルフ調査はとても大変
素行調査は誰でも行うことができますが、セルフ調査は個人的にはオススメできません。
なぜならば、前述したとおり素行調査は「とにかく忍耐力が必要な調査」だからです。
我々プロでも、素行調査は2～3人体制で順番に休憩を挟んだ上で実施していますが、人の集中力には限界があり、どこかで必ずほころびが生じます。
「それでも自身で行いたい！」という方は、知人・友人を頼るなど、複数人体制で行うと良いでしょう。（多すぎは危険ですので、まずは2人が良いと存じます）
また、対象者にバレては全てが無駄になってしまいますので、無理な追跡だけはしないよう心がけてください。
文字通り、素行調査は友好関係や日常生活などの行動を調査することが目的です。
「浮気の予感がするが、確証がない」
といったシーンであれば、同調査から依頼すると良いかもしれません。
